社畜、材質、鋼
京都マラソン走ってきました。
一言でまとめると行けんのか!?行けちゃうのか!?!?とヒリつくスリルを楽しめる個人的には満足度の高いレースとなった。
本来の目的はつくばマラソンでサブスリーをできなかった時のリスクヘッジという意味合いであったが、この点については無事つくばで3時間を切れたので、目的・目標は失ってしまったものの、マラソン×小旅行という今後進めていきたい趣味(?)の一貫として、そして何より新幹線で名古屋から30分ちょいというアクセスの良さ、京都という土地に魅力を感じて出走することにした。
(アクセス良すぎて19:30時点で一回風呂入って買い物行って自炊してテレビ見ながらまったりするくらい時間に余裕がある)
つくマラで3時間切っていたとて、この選択に一切の迷いはなかった。
強いて言うならいつも96年生まれ同期(2015年大学入学組)トライアスリートの同窓会たるカーフマンに出られなかったのは残念であったが。
今回のマラソンに出るにあたっての自身のコンディションの面について
つくばマラソンで目標を達成して以降、精神的にかなり燃え尽きてしまったのと、半年間の走り込みで蓄積した身体の疲労、レーシックによる運動禁止で12月は完全に運動しない1ヶ月となった(メロンマラソン無理やり走ったせいでさらに疲労が長引いた気もする)。
年始からまずは大阪の万博公園で開催されるデュアスロン大会に向けて付け焼き刃で練習するも、せっかくの良いお天気に反し、冷え切ったレースをしてしまった。海に放流されてしまった淡水魚のように、ジタバタもがくようなレースだった。
このくらいから仕事も謎にわっと忙しくなり、立て直すような練習もできず1月はそのまま終わってしまった感じがある。


2月に入ると弊社横浜拠点のお膝元磯子にて神奈川マラソンの10kmの部に出場したが、こちらもパッとしないレースとなってしまった。

直近としては香川への出張に際するうどんフードファイト(水曜)、派遣さんの歓迎会に際する木曽路フードファイト(金曜)によって人生最高体重の71kgを記録🤦♂️🤦♂️🤦♂️
キレキレで挑んだつくばマラソンの時の体重が65kgだったと言えば今回のコンディションの深刻さが何となく伝わるかと思う(笑)

(おかわりした笑)
そんなこんなで今回のマラソンはサブ3.5を合格最低点に据え、たぶん良くて3時間20分切りかなあと思いつつ、密かに3時間10分切りを狙う、そんなプランで行くことにした。
時間に余裕を持って会場入りして、サブトラックで1.5kmほどウォーミングアップ

会場の人の流れを見て、スタート位置に整列した時間が08:20
もしかしてここから40分ここで待つのかなあ、、、と思ったらほんとに40分待った。スタート前に少しくたびれた。
ただ当初の雨予報を吹き飛ばし、すでに晴れ間が姿を見せ始め、風は穏やかというこの上ないコンディションとなった。
セレモニーを終えてようやくスタート
先述の通り、体調、練習ともに不十分な自覚があったので始めはゆっくり入った…つもりだったけど初めからかっ飛ばしていたらしい笑

とは言え今回はサブスリー目標ではなかったので、登り坂等は無理せずペースを落ち着かせる。
心拍数は10km地点で速くも170台に乗る。練習不足&おデブだから仕方ないなと思いつつ、落ち着かせようと試みるも、結局ペースは変えずに走る。
長年の経験から心拍数180を超えてくるとそのペースで走り続けると爆死するというのは分かってはいたが、途切れることのない応援に心が昂りそのまま突っ切る。
15kmあたりの坂の上、ピンク色の風船を頭につけた人(サブスリーペーサー)とその後ろにつく大集団が目に入る。
もしかして今日も3時間切り狙える!?
と心が躍る。
25km過ぎまで集団から漏れた人を回収しつつ、サブスリーペーサーの20秒ほど後ろを走った。
20km、ハーフ、25km地点とサブスリー基準の経過タイムとの差を詰め、追いつき、追い越しと今回のマラソンで一番楽しかった時間となった。

しかし、25km過ぎで途端に脚が重くなり、巡航維持が困難に。
サブスリー狙いのレースならここで一か八かの無理やりの巡航に入るところだが、今回は安全かつ丁寧に3時間10分、20分、最低限30分切りがテーマだったのでペース維持ではなくフォーム維持に努める。
そうすると存外ペースが維持できて、もしかして今回もいけるのか…!?とヒリヒリし始めて、このドキドキ感、ギリギリを戦ってる感じが楽しくて仕方なかった。
(確か)28km地点くらいで沿道から名前を呼ばれて応援される。地味な格好(ネイビーのランシャツに黒のランニングタイツとたぶんこの大会で1000人は居たであろう装い)にも関わらず見つけてくれてすごいなあと思う。
この勢いで32kmまで頑張れた。

ここまで何とかサブスリーイーブンで走るも33km地点で遂に力尽きる。
頭の中を本来の大目標の3時間10分切りに切り替える。
たくさんのランナーとすれ違う大通り(?)は端の逆バンクを嫌い、中央の車線分離帯沿いを走る。
ここまで良いテンポで走ってきたが流石に我慢と苦悶の時間だった。
37-39km地点の登り坂はランナー殺しだと思ったし、そこから折り返しの残り3kmもここまでの道のりでボロボロになった脚には耐え難いものだった。それでも耐える。
私は社畜、材質は決して壊れない鋼。
たぶんお仕事がハードな時よりはマシと心に言い聞かせる。
堪えて堪えて堪えてようやくゴール。
3時間6分14秒
個人的には大満足の出来。
ゴール後に脱水のためか地面に手をついたまま起き上がれず救護のお世話になりかけたのだけが反省点。
途中からお腹が何も受け付けない感覚があり補給もほとんど取れなかったのも原因かもしれない。
ここからまとめ
まず走力について
社会人になってからフルマラソンの安定感がかなり上がってきている。
学生の時のほうがフィジカル面(耐久力、代謝など)は間違いなく強かったと思うが、3時間10分以内でゴールするレースは学生の時は3回中1回であったのに対し、社会人になってから6回中4回と確実に水準が上がってきている。
思うにフルマラソンはフィジカルが最重要に見せかけて、メンタルと技術も同じくらい大切なんじゃないかと推察する。(機材とコースや天候などの環境要因も無視できない)
社会人になり、単純に歳をとることによる精神面の成熟と、まいるど社畜生活によるメンタル面の強化(メンタルも鋼)、9割9分単独練習という現在の練習環境によるペースを刻む技術の向上が大きく寄与してるのではないかと考察している。
たぶんそれなりに量を積めば水準をサブスリーまで上げられる感覚はあるが、記録を目標にすると時間的にも精神的にも大きくリソースを消費することになるので悩ましい。そして何より記録の追求はキリがない。
最後に大会について
横浜以外の都市型のマラソンに今回初めて出場してみたが、沿道からの声援が絶えないというのはかなり心強いものがある。目で見て楽しく、耳で聞いても楽しい。そんな大会だった。
マラソンといえば記録が出やすいか否か、というのがこれまでの重点項目だったが、こういった点も今後視野に入れて大会選びをしてみても良いかもしれない。
東京、大阪、神戸などなど出てみたい。
他にもエイドが魅力的とか、景色が綺麗とかそんな感じでおすすめがあれば教えて欲しい。
(あと最後の未回収課題、ウルトラマラソンサブ10もそろそろ倒しにいきたい)
日本の中心名古屋という地の利を存分に生かしていきたいところ。
今日は久々に楽しく、満足感のある遠征でした。
明日から1ヶ月は週6勤務です…。
嗚呼、社畜。
京都マラソンメモ
受付@みやこメッセ
前々日、前日受付が必要(前日は〜19:00)
QRコード提示してゼッケン他と交換
拠点(京都駅)から電車で約30分、バスで約40分
夕方京都入りして先にホテルにチェックインしてから身軽な状態で受付に行くのが吉かもしれない。
晩御飯
丸亀製麺あたりが近所にあると良いが、牛丼でも可。近くに土地のものがあったらそれも良し。
いちおう炭水化物を意識して多めに摂る(日中から)
朝
4時半起床
散歩する。帰り道であったかいコーヒーを買う。
朝ごはんは塩むすび、バナナ、羊羹かウィダー(いつものセット)
会場までの所要時間約30分
荷物預かりが8:15までなので、7:15までには会場入りしたいところ。逆算すると6:30頃にはチェックアウトか。
8:00までには荷物を預けて、ちょっとだけ軽く走って体温上げて整列。(8:40)

スタート位置はA
服装は半袖、インナー、ハーフタイツ、手袋、必要に応じてロードバイク用のジレ、アディオスプロ。
今回はスタートするまで45L袋を被っておく。
また擦れ対策と寒さ対策を兼ねてワセリンを薄く塗っておく(お腹、脚、腕)
お天気予報

雨…
しかもピンポイントに。
結構前々から天気確認して、晴れだと思ってたのに突然雨に変わってしまった…。
多分風も強いことでしょう。北風を想定。

〜5km
周りに流されずにまだウォーミングアップ感覚で走る。
8-9kmにて補給1回目
〜15km過ぎ
上り基調
今回はガチガチにサブスリー狙いに行くわけではないので過負荷にならないように心拍数注視
150bpm台~160bpm台前半
17-18kmにて補給2回目
〜30km過ぎ
下り基調
無理やりペースをコントロールすることはしないがゆっくりゆっくり出力を上げていく。
160bpm台、キロ4:20台で走れれば💮
25kmにて補給3回目(カフェイン)
32-33kmにて補給4回目
35km
余裕があれば振り絞ってみる。
景色も楽しむ。
トータル目標3時間25分

今回のレースはいちご、いちごソフト、バームクーヘンを堪能する時間をいかに捻出するかが勝負の分かれ目となる。
つくばマラソンで燃え尽きたと思ったがやっぱりなんや感やフルマラソン前はワクワクしてしまう。
ただし翌日からバリバリに工事控えてるので絶対に倒れられないし、体調も崩さない。
ゴール後はすぐ着替える、すぐ補給とる。
あったかいもの食べる。必要に応じてはまた銭湯に駆け込む。
2024うんどうの振り返り
2024年最大の出会いは"ヒガシマルうどん(そば)スープ"である。
今更かい!と思われる方が殆どだと思うが、お肉を簡単に焼いた/茹でたものと、冷凍野菜、ご飯、納豆、卵のセットかコンビニ弁当で90%近くの晩ごはんが網羅される状況となっている松﨑の晩ごはん事情に燦然と現れたのがうどんスープである。
This is サイコーにちょうどよく優しい味はとにかくお腹に優しく、食べていてホッとするものがある。
テキトー人間なので素うどんで済ませてしまうこともあるが、しめじ、舞茸、ネギ、塩茹でした鶏肉、乾燥わかめ、卵などなど、とりあえずその時ある食材を入れておけば、まあまあ様になったうどんが出来上がる。チョー簡単。
さらに調理工程で脂っこい要素がないため、洗い物も楽ときたもんだから、もう松﨑家の食卓の大黒柱になりつつある。
簡単!おいしい!楽チン!の三要素揃ったうどんを広く布教していきたい今日この頃
2024年のうどんの振り返りでした。
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ここから本題
今年出たレースを5点満点で点数つけする。
わちゃわちゃ楽しみつつ、しっかりスピードが出せてかなり満足のイベントだった。
・神奈川マラソン(ハーフ:3.5/5)
悪天候の中でのレース
自己ベスト更新したので合格点としたが、不完全燃焼感あり
・カーフマン南関東(2/5)
腰痛くなってヘロヘロ
学生トライアスロン同期の同窓会という側面もあり、そこは楽しかった。
つくトラが団体入賞してちょっと泣いた。
・淀川マラソン(4/5)
定修と両立しながら1ヶ月突貫工事で3時間一桁でゴールできたのは我ながらよくやったと思う。が、ここでサブスリー出来ず男になり損ねた感あり。
・横浜トライアスロン(2.8/5)
淀川マラソン以降燃え尽き気味であまり練習出来ず。バイクで強烈な肩痛・首痛に襲われ、DHポジションがとれずに凡走。まあその中でもその日のベストを尽くそうと思えた点はよい、かも。
・筑波山のトレイルラン(3/5)
トレランデビューにしては頑張ったと思うが、もうやらん。魔境を見た。
・富士山クライムラン(3/5)
こちらも登坂、トレラン系
筑波山で懲りていたが事前にエントリーしちゃってたので出た。ムリ。
・川崎港トライアスロンリレーの部 ラン担当(4/5)
よく走れたと思う
ここで刺激が入り、つくマラに向けた練習の強度が一段階上げられた印象がある。
・つくばマラソン(5/5)
語り出したら止まらない。会心のレース。つくば大好き。
・袋井クラウンメロンマラソン(3/5)
地獄を見た。メロンと言いつつメロンエイドは2箇所くらいしかなかった気がする。新しいタイプの地獄だった。
本年の取り組みの最大の目標はフルマラソンでの3時間切りであり、こちらは狙い通りつくばマラソンで達成できた形となっている。
一連の取り組みを経て得た知見・視点としては、やはり量を積むというのは競技力向上に於いてやっぱり強い相関係数を持つということ、またそこに時間と労力を割けば割くほど気持ちが乗り、内面的な強さにもつながるということ。
この学びをお仕事に…とちょっと思ったけど、基本的にお仕事に対してはそこまで積極的な姿勢はとりたくはないので、この学びは運動・趣味方面だけにとどめておく。
2024年は自身の記録達成にフォーカスした圧倒的個人戦の世界に没頭したわけだが、2025年は人と楽しむことに取り組んでいきたい。
速いはカッコ良いかもしれないが、まずは楽しみ・楽しむを最大化する方法を考えるようにしていきたいところ。
2025年もたのしみましょう!
つくばマラソン2024
自分は人生で成し遂げたいTodoリストがいくつかある
記録は4時間30分ほど
この時は自分が3時間切りを争うレベルになるとはつゆとも思っていなかった。
2017年21歳の時のつくばマラソン
トライアスロンを始めて走る習慣がついたので、ものは試しにと走ってみたら3時間7分ほどでゴールできた。
サブスリーがぼんやりとした指標からはっきりとした輪郭を持つ目標へ変わった日。
そこから27歳まで年一回くらいのペースで幾度となくマラソンに出走するも、3時間一桁〜3時間30分ほどで足踏み。
30km前後まで良いペースで走れるが、そこからガクンとキツくなった時に踏ん張りが効かないのだ。
トライアスロンのカンカレの時もそうだが、自分はとにかく勝負弱いのと、精神が未熟であり、コンフォートゾーンを超えた時に踏ん張る心の強さがない。
練習量自体も少ないが最大の原因はそこにあると思っていた。
2023年に目標であった佐渡国際トライアスロンをそこそこな順位で完走してから、2024年はマラソンの年にしようと心に決めていた。
3月に淀川のマラソンを走り、改めて勝負弱さを痛感。この日も調子はかなり良く、ここで決めたかった…!

そこから一時トライアスロンの練習にシフトし、(紙の日誌は7月から始めたけど)6月からマラソンの練習を開始。
普段は全部ストラバ上に必要なメモだけ残して終わるが、今回はサブスリーまでの記録をちゃんと物として残そうと思い日々練習内容と、気づき等をメモして残すようにした。
カレンダーの性質なのか、空白は埋めたくなる心理が働き、モチベーション維持に繋がった。
ざっくりとした月ごとのテーマとしては
6月走る習慣を戻す
7-8月暑い中内容は問わずにとりあえず耐え忍ぶ
9月週末走る距離を伸ばしていく
10月30km以上の走り込みを入れる
11月徐々に疲労を抜いていく
普段ひとりで長い距離を走るのが嫌で、これまでの練習では最大20kmくらいまでしか走ったことがなかったが、今回はちゃんとフルマラソンのお作法に従おうと30km走をちゃんと行った。あれは精神修行だった。
月間走行距離も3種目の兼ね合いで普段100km/月くらいのところをランのみに絞ることで200km以上で安定させることができた。
佐渡に向けてトライアスロンの練習をしていた時は月間30時間ほど練習に費やしていたのに対し、今回は22〜24時間程度となっていたので、月間300kmくらいまでは増やせるなと感じた。(膝腰が大丈夫とは言っていない)
また、甘々のあまちゃんなので高強度の練習も嫌いなので、筑波山のトレラン、富士山の登山大会、川崎港トライアスロンのリレーなど、レースを入れることで、無理やり限界値を叩く機会も設けた。
そのほか、カーボローディングやら補給やら出来ることは全部やろうと思った。
Yahoo天気予報の2週間天気予報ではじめて11/24の予報が表示された時は雨予報だったが、いつの間にか晴れ予報に変わり、なおかつ暑すぎず、風も強すぎずでベストコンディションとなっていた。
お天道様が味方したんだからもう勝つしかない。

記録以外の面で今回のレースに向けて掲げた目標は3個
・すぐ弱音を吐き勝負弱い自分に打ち克つ
・心からのガッツポーズをする
・たまにカッコ良い所がある大人である、ということの証明(特に自己肯定感に関わる)
当日までに苦しいところを耐えるイメージと、フィニッシュゲートの下でガッツポーズする姿を思い描きながら練習してきた。
そのための練習をちゃんとしてきたつもりなので、当日朝もバシッと「目標はサブスリー!」と宣言できた。
ここからレースレポート
記憶が新鮮なうちに
レースをするにあたって自分に約束事を決めていた。
過去の潰れたフルマラソンを振り返ると、大体15-25kmくらいでその日の調子が最高潮となり、4分一桁/kmくらいまでペースを上げて、その結果32-34kmくらいで爆死する傾向にあった。


(↑2023横浜と2024淀川のラップ。恐ろしいくらい同じ形笑)
その際心拍数が180bpm以上になっている。
普段の練習だとこの心拍数閾は高強度のインターバル練でしか届かないため、本来長時間維持が不可能な範囲のはずである(きつい練習嫌いでインターバル走とかやらないので、詰まるところ普段は絶対に踏み込まない領域)
この振り返りから、180bpm超えたら死亡水域、30kmまでの基本巡航は170bpm以下というルールを決めた。(30kmより先は気合い)
また、かねてからラスト5kmまでは一定ペースで、とは思っていたが、レース当日朝、あさひからも「大学構内入るまで絶対にペース上げちゃダメです!」とアドバイスをもらったので肝に銘じる。
〜10km

通常Aブロックが陸連登録者で、サブスリーレベルはBブロックに入るのが相場であるが、今回スタートブロックがDになると知った時は42km完全単独走になることを覚悟したが、当日朝に運営兼ペーサーをやる知り合いの先輩に今回のブロック分けの内情を聞くことができ、今回はサブスリー相当はDブロックに固められていることを知り安心する。
スタート後は背の高いランナーの後ろに隠れて風除けに使いつつ、ペースよりも心拍数を注視しながら走る。
キロ4:10を切ってくると個人的にはオーバーペースの感覚があるが、心拍数は160台中盤で抑えられていたため、無理にペースを殺さず走る。
ただし調子が良い!と勘違いしてキロ4分一桁前半で突っ走ることはしないと常に頭の中で反芻させ続けた。
今回の作戦の一つとして、補給を多めにとり、ハンガーノックによる失速を確実に防止しようと考えていたため、10kmで早めの補給。
(いつもだと3個補給食を持って、大体15km、27km、残りの一個はお守りがわり、と言った感じ)
〜20km

今日は北風だったので、北部工業団地に入ったところで進行方向が西に変わった途端、向かい風状態が解消され少し楽になる。
12,3kmあたりからガーミンが心拍数170bpmをちらほら示すようになるが、その度ごとに大きく深呼吸するなどして心拍を落ち着かせる。
また大腿四頭筋あたりに少々疲労感が見られたので、ちょこっと重心位置を調整しながら走る。
15km過ぎあたりから進路が南向きに変わると追い風兼僅かながらの下り基調になりペースが上がる。
抑えるか少し迷ったが、下りでペースが上がってるのだから無理に抑える必要はないと判断し、そのまま走る。
この辺りからスタート前靴の中で足がブレるのがいやでもキッツキツに縛り上げた靴紐のせいで足が痛くなる。イメージはボンレスハムだった。

(筑波ハム)
痛いのでハーフあたりで結び直すか迷ったが、そのまま走ることにした。あとから振り返ると命取りになりかねない判断だった。
※18km地点あたりで補給食
〜30km

ハーフ通過が1:28:30ほど
予定よりちょっとはやい
ハーフ通過から心拍が170を上回るようになってしまい、そして下げられない。
上限解放は30km以降の予定だったが、もうしょうがないものはしょうがないと割り切る。オーバーペースにだけ注意する。
ここまでは人の後ろに数キロつかせてもらって、そのあと前に出るついでにちぎって次の人のところへ…といったスタイルで走っていたが、この辺になると前にいる人はサブスリー目標で走り出し失速してきている人が多数となり、後ろについても目標ペースより遅いといった場面が多くなる。
ラストの17,8kmは人こそ多いが実質単独走であった。
1人で練習する時もそうであるが、単独走をするときはいつも山下さんの走る姿をイメージしてその後ろについて走っているつもりになるようにしている(実は)
ご存知の通り自分はトライアスロンにおいてランが極端に遅く、一時期ラン練ごとに山下さんにペーサーしてもらっていた時期があった。あのお兄さんは走るのが上手なので本当に後ろにつくと楽なのである。
今回も仮想山下選手にお世話になりながらなんとか走る。
26km地点で補給のジェルを摂ろうとしたら喉につっかえてしまって、呼吸ができなくなり死にそうになる。
正月の餅を喉に詰まらせるお年寄りを擬似体験した。
あとつくばマラソンのこの辺の区間は個人的に馴染みのない土地なのでちょっとメンタル的にきつい。
〜40km

30kmを通過
ただ心待ちとしてはここからが真のマラソンのスタートというところ。
この時点ではまだペースを刻む脚はあるな、と思いつつも股関節?腸腰筋?がかなり重くなってきており、不安になる…が、「これはちゃんと身体の中心部の大きな筋肉を使って身体が動かせている証拠…!つまるところ良いフォーム!」と前向きに捉えることで乗り切る。
経験上マラソンの失速の発端となるのは身体状態や残り距離に対しネガティブなイメージを持つことによるものが多い。
20km台の心拍数の時もそうだが、今回は想定外の状況に対し、ネガティブに考えすぎない、意に介さない、ポジティブに捉える、こういった思考をひとつ大切にした。
30-32km
26km時の補給の反省を生かし、一度に食べるのではなく、ちょっとずつ2km、約8分半の時間をかけてゆっくり食べる。
33-34km
国土地理院のあたり
アベ、みさきと立て続けに応援の声が聞こえる
力になる
まだ脚に力はある。
36km
西大通りから分岐して坂を登る
ここからラストスパート!
のつもりであったが、ペースがキロ4:25から上がらない。どうやってもキロ4:15(サブスリーペース)に乗せられない。
遂に脚が止まる兆候が見え始める。
即座にここから必要なペースを計算する。
1キロ5分ならどうだろうか…、ちょっと足りない。
安全を見ると4:40/kmくらいか…と雑に答えを出す。
筑波大学の看板が見える。
本来ならここでペースアップする計画だったがそれどころではない。
勝手知ったる道だから大丈夫だと思っていたが、一の矢エリアが想像以上に広い。筑波大学は広い。ここから何度一度歩こうか…と思ったことか。
38kmくらい?
ループに入る
脚は重い。が、まだ周りの人の顔を見る余裕がある。
「あ〜自分だけじゃなくみんなキツイんだな〜」と思うことでなんとか乗り切る。
39km奥側折り返し
遠い。大学本部前で折り返すイメージだったが、もっと遠い。結局信号前くらいまで走らされる。
41km
折り返し後からメンタルがお亡くなりになる。
タイム的な余裕もなくなる。
手が痺れ始める、吐き気がする、意識が朦朧とする。
一瞬ペースはキロ5分を超過する。これでは間に合わない。
止まりたいが、止まったら確実にタイムオーバーになる。
キツすぎてダメだ、もう止まろう…と思った。
その瞬間にここまでかけてきた時間、(お金)、かような甘さでサブスリーや何より学生時代のトライアスロンで負け続けた自分が頭にチラつき、今日こそそんな自分と決別したい、その一心でなんとか粘る。
(自分に)負けたけど良い経験になりました、なんてひ弱なことは今日に限っては言いたくない。勝って帰るんだ!と強く思い直す。
ここで一瞬涙が出る。けど、客観的に観てアラサーのおっさんが泣きながら走ってる図はあまりにも気持ち悪いのですぐに定常運転に戻る。
大学会館の上り坂はほぼ瀕死。
42km
かしょうさんがいる。

見つけてグッドサイン。
これだけでありがたいのに数百メートル並走してくれる。
本当にありがたい。並走してもらってる手前絶対に止まることはできない。
残り時間は幾許か…?
野球駐前、ストラバとTwitterで繋がっているランナーの"まつざきさん"(親戚とかではない)が声をかけてくれる。実際にお会いしたことはないのに、嬉しい。
ループを曲がってトラックに向けて進路をとる。
勝利を確信する。
ちょっと涙が出る。
しかし、 客観的に観てアラサーのおっさんが泣きながら走ってる図はあまりにも気持ち悪いのですぐに定常運転に戻る。
ラストはスピードを上げてフィニッシュラインに飛び込む。
心からのガッツポーズ。やっと掴んだ。
サブスリーという記録はもちろん嬉しいが、そこに向けてコツコツ頑張り続けられた自分がいること、キツイ場面でちゃんと堪えられる自分に出会えたこと、それが嬉しい。
私はどうしても自分に自信がない。
今回のサブスリーへの取り組み(もっと広義に捉えると、ギリギリ届くかどうかの目標を掲げて掴みに行く行為)はある意味で自分が自分を好きになるための戦い(のひとつ)だったのかもしれないと、今になって思う。
28年間生きて染みついた思考は簡単には拭いきれず、まだまだ戦いは続くかもしれないが、今日の出来事、記憶は確実に自分にとって尊いものになると思う。
今後のマラソン、トライアスロンの取り組みとしては競技というよりレジャー的な要素を求めていくことと、あとは人のサポート(練習、遠征、その他もろもろ)を頑張りたい。
あと全く関係ないけどつくば住みたい。
長々と失礼しました。
本日はありがとうございました。
これからのレース予定
・袋井クラウンメロンマラソン(12/8)
・大阪デュアスロン(1月)
・神奈川マラソン(2月:会社の絡みにて)
・横浜トライアスロン
、、、
おしまい!

10/6
小さなレースであったが、されどレース
イベントとして楽しめれば良いやと思っていたが、学生時代トライアスリートとして鳴かず飛ばずだった我々3人が揃って表彰台に立つ瞬間はちょっとだけグッとくるものがあった。
社会人になって3年半経つが、出身大学は違えど文字通り苦楽を共にした(具体的にはインカレ予選、就活、修論)2人が今も変わらず同じ熱量でトライアスロンに取り組んでいるのが嬉しくて、とはいえ各々に人生があると思うといつまでも今までと同じようにレース会場に集まってわちゃわちゃ出来るわけではないんだろうなあ、と思うと少々切なくもなる1日でした。
田舎で閉鎖的なコミュニティだった小中ではなんとなく「必死」とか「努力」、「熱中」みたいなのを冷めた目で見る雰囲気が漂っており、なんだか生きづらかったんだろうなと思う(高校も多少そんな雰囲気あり)
これに対し、大学、とりわけトライアスロンを通して出会った人間は競技や、全く別のことでも自分の好きなことにかける熱量がものすごく、そこに対し必死になること、努力することを一切厭わない人が多い。
これが自分がトライアスロンで知り合った人が好きな理由だと思う。
ある意味オタクの集団であり、そして私自身もオタクなのである。
繰り返しになるが、いつまでもこんなふうに過ごしていけたらなと思う反面、まあ各々人生があるので、そうもいかないのも間違いないんだよなとも思い、やはりちょっと悲しくなる秋の夜長。
Huge山クライムラン⛰️
美味しい★★★

静岡のどっかの牧場出店のソフトクリーム
美味しい★★★★

5合目にいたウマ
かわいい★★★
アサヒの顔が思い浮かんだ。元気かな。

大井川 川根温泉
リラックス ★★★★
富士吉田とのちょうど中間点+15kmくらい周り道な点(150km)、暗くなる前に越えて来た峠を戻りたかったので長居できなかったのが残念。
某姐さんの顔が思い浮かんだ。


温泉上がりのいちご牛乳
美味 ★★★★★
いちご味が好きな者としては温泉上がりにこれは外せない。

富士吉田のうどん
★★★★★★ ★★★★ ★★★★★★ ★★★★
硬さ、太さ、具、出汁、温かさ
全てよし
レース後というシチュエーションが最高のスパイス。
山椒、七味などかけて味変するもよし。
2杯目いこうか迷ったが、サービス配布の品ゆえ卑しい振る舞いになってしまうなと思い慎んだ。

運転
300-400kmくらいの範囲まで車遠征の範疇にしたい。さすれば東は横浜、西は関西超えて岡山、南は和歌山(南紀白浜想定)までが遠征圏になる。
ただ今回はちょっと疲れた。
ラスト120kmはアイサイト使ってトラックにドラフティングした。
(トラックは基本的に定速運転しているためアイサイトとの相性が良い気がする。その代わり80km/hほどしかスピード出ない)
アイサイト使うとスピード調整に使ってる脳内リソースが節約できるため、だいぶ楽だが、朝日、夕日、豪雨等で前走車のことをカメラがロストすると途端に暴走車になるため油断ならない。
現行のアイサイトはその点どのように改善していっているか興味深いところ。


では次回作をご期待ください
遠征で1番難しいこと
遠征で難しいこと
間違いなく帰宅してからのお片付けだと思う。
家に帰った安心感と疲労でグデ〜っとしてしまったら最後、遠征用のリュックが次に開かれるのは◯日後…なんてことはないがとにかくお片付け峠が一番厳しい。
最近は家帰って椅子に座る前にリュックをひっくり返すようにしている。
昨年12月のボーナスで洗濯機をドラム式へパワーアップしたことにより、お洗濯という行為へ向かうためのエネルギー(心身とも)がグッと減らされた。
皆さん、洗濯機はかなり良い投資になりますよ!
【レースまで】
筑波山(正確には筑波山の近くの山々)を舞台にして行なわれるトレイルランレースに参加してきました。
ゆっくりなが〜く競技するエンデュランス種目が性格的にもマッチしていて好きなのと、たぶん他の種類の運動と比較して得意なのもあり、トレイルランも一回やってみたいと思っていた。
会場が筑波山、おそらく仕事がひと段落ついていると思われるタイミング、これらの条件が重なったため、エントリーしない理由はないなと思った。
(最大の目的はつくマラに向けた距離走練習)
7月~8月と大きな工事がある中で、7月は合間を縫ってジョギングをして順調に距離を詰めていたが、8月になると徐々に日々の生活だけで息切れするようになり、うまく走れなくなってしまった。
工事最終盤の試運転が無事クリアできたところで張り詰めていた緊張が一気に緩んだためか、40℃近い熱が断続的にではあるが3日間続き、ランニング以前に、普段の生活すら危ういレベルになってしまった。
体調回復後、恐る恐る12kmジョグ(1000×3含む)を実施したところ走行自体は問題なく出来ることを確認できたのでこの時に出走を決意
以降はあまり走らず大人しく過ごした。
【レース前日】
つくば入り
毎度お世話になる友人(藤井くん)宅へ
ナイスガイな藤井くんは普段は駅までお迎えに来てくれるが、ちょうど8/24-25はまつりつくばと重なっており、駅前が大変なことになってるから徒歩で家まで来てくれ、とのことだったので、歩く。
が、すごい人、人、人
全然前に進まない。
学生時代も何度かまつりつくばの会場に行ったことはあるがこんなに人多かった?という感じ。
茨城にこんなに人がいるとは思わなかった。
まあそんなこんなでも、思い出たくさんのペデストリアンデッキをゆっくり歩くだけでもテンションが上がった。
【レース当日】
筑波連山天空ロード&トレイルラン
ショートの部(25km)はロード5割、林道2割、トレイル3割と言った感じで、獲得標高も700mほどと、トレイルランとしてはかなり優しい部類のよう。
個人的にはショートの部(25km)の時点で矛盾してるとは思ったが。

とりあえずロードの区間をキロ5分より速く走って、あとはノリでなんとかなるでしょ!という感じで出走。

初めの10km弱のロードの区間をキロ4:40くらいで気持ちよく走る。
12kmから林道に入り本格的な登り…!
と思ったところで呼吸が苦しくなり完全に打ち上がってしまった。
心拍数自体はそこまで高くないものの、脈が激しく、視界が白む。思わず脚を止めて歩く。
周りの選手たちははここでもひょいひょいと駆け上がっていく。すごすぎた。
15kmくらいから本格的なトレイル
既にボロボロな状態なのにさらに足元が悪くなる。
ここにくると周りの選手もみんなウォーキング。
ウォーキングだけど当然早歩きなので心肺は相変わらずきつい。
山道のコンディションは粘土質な土壌が連日の雨でトュルトュルとなっており、どのルートを通っても脚を滑らせてしまって登れない状況。
両手も使ってなんとかクリアしたがこの時点でメンタルやられた完全にお家帰りたい状態。
這うような形で進みひとまずなんとか頂上にたどり着いた。

その時の景色がこれ。
自分のいる位置よりちょっと低いところに雲があり、景色はとても綺麗だった。
ちょっとだけメンタルを持ち直した。
なおトレイルの下りはさらに地獄となっており、持ち直したメンタルをさらに砕き、半泣きになりながら転がり落ちた。(本当に転がり落ちたという表現が適切)
最後にまたロードに戻ってきてキロ5分半くらいでヒーヒー言いながら巡航しつつ、3,4人抜いてフィニッシュ。
記録は2時間35分15秒 総合26位
トレイル区間で経験値の低さを露呈した。まあ仕方なし。


感想としては「トレイルラン、ニドトデナイ」といった感じ。
景色は綺麗だったし、家に帰って布団にくるまっている今となっては「今日は楽しかったな」と思えているが、今日のコースでもかなり難易度が低い評価となっていることを鑑みると、トレイルランという世界に踏み込むのは危険すぎると判断せざるをえない。多分ここにどっぷり入り込むと死ぬ。
まあ一回やってみる、これが大切なのである。
つくマラに向けた反省点としては、レース中維持できる下限のペースが落ちている感覚があった。
ひとまず第一には種目は問わずに3時間くらい連続して運動する練習しようと思った。
それで10月くらいから30km走などマラソンに特化した練習をやるようにしたい。
20代前半に体力を高めたからこそ、20代後半に差し掛かってからの衰えに敏感なところがある。過労で倒れたのもそれ。
なんとか若いうちに自分の中で密かに決めたto doリスト(フルマラソン3時間切り、ウルトラマラソン10時間切り、あと1回くらいロングトライアスロン出る)を消化したいところ。
おしまい